牛乳の値段 / 絵本「はじめてのおつかい」

5歳をひとりでおつかいに出せるのか問題

これは大きな問題です
子どもができてから、テレビではじめてのおつかいを見てウルウルしてしまうようになった
これを己の成長ととらえるか老化ととらえるかは人によると思うのだけど、小さな人たちが自分の限界を超えようと頑張っている姿は単純に微笑ましいな、と思う

とはいえ、実際にひとりでおつかいに出せるのかどうかというのは別問題
いくら海外に比べたら治安が良いと言っても、今のご時世で幼子をひとりで外に放つのは不安でしかない
あの番組は周囲を通りすがりを装ったスタッフが固めてくれているから可能なのであって、とくに陰から見守ってもらえるような状況にない場合は難しいと思う


で、だ
絵本「はじめてのおつかい」では5歳のみいちゃんがひとりで牛乳を買いにおつかいに出されるわけだけど、それって今はもう無理よね、という話
あと、赤ちゃんに飲ませる牛乳ってなに




ちなみに、百円玉2枚を握りしめ牛乳を買いにゆき、おつりとして十円玉2枚貰って帰ってくるわけだけど、牛乳180円て高くない?
2024年に普通のスーパーで牛乳一本買おうと思ったらだいたい200~250円くらいだと思うんだけど、今みたいに値上がりする前、5年くらい前まで180円くらいだった気がするんだよな

絵本の出版年は1977年
47年前の牛乳と、今の牛乳
値段が一緒ってことある?

ちょっと調べてみると1977年の配達牛乳価格(瓶入り1本200ml)が53円だった
現代の価値に換算しても79円らしい
たしかに、お店の壁にかかってる広告、ぼたもち1個50円とかだしそんなもんかな

え……おばちゃんの牛乳、ぼったくってる……?

重版するときに訂正したりするもんなんだろうか
初版から180円なんだったら、パック牛乳が高かったってことなのかな
もしくは赤ちゃん用牛乳が高価だったとか
分からん

ちなみに私は道端の掲示板のチラシに書いてある内容を読むのが好きです
我が家の小さい人は、みいちゃん、とか、ともちゃん、とか登場人物の名前を子の名前に変えて読んであげるとケラケラ笑います
楽しいんだろうね


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英語版があり、タイトルが「Miki’s First Errand」というのを始めて知った。みいちゃんの名前、みきって言うんや……